平成22年12月18日


「理学・工学分野の科学・夢ロードマップ」(案)についてのご意見募集


みなさま

日本学術会議第三部は、理学・工学分野の科学・夢ロードマップを作成中です(趣旨を下に添付します)。物理分野については、物理学委員会がとりまとめを行っておりますが、素粒子分野のロードマップもA4一頁で作る必要があります。ここに提示した案(ドラフト)は、物理学委員会素粒子原子核物理分科会の素案をもとに、高エネルギー委員会の市川温子(京大)、後田裕(KEK)、山下了(東大)の三委員が全面的に改訂し作成したものです。このドラフトについて、みなさまから、ご意見をうかがいたいと思います。

ドラフト(pdfです)は、以下のURLからダウンロードして下さい。

   http://www.jahep.org/files/PhysicsRoadMap-20101218-2.pdf

ご意見送付先:aiharaatphys.s.u-tokyo.ac.jp

締め切り:平成22年12月31日

よろしく、お願いいたします。

高エネルギー委員長、物理学委員会素粒子原子核物理分科会委員長
相原博昭


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学術会議「理学・工学分野の科学・夢ロードマップ」作成の趣旨
日本学術会議第三部副部長 後藤俊夫
          

 日本学術会議第三部では、1年半ほどの時間をかけて「日本の展望―理学・工学からの提言2010」をとりまとめてきた。これは、理学・工学全体にまたがる主要な課題と展望を文章としてやや詳しくまとめたものであり、社会に対する重要な提言を含んでいる。

 しかし、現在まで、長期的視点に立った理学・工学分野の学術的・基礎的な将来構想あるいは夢を魅力ある形で簡潔にまとめたものは作成されてこなかった。そのため、理学・工学の重要性や将来の夢等を国や一般社会に向けて発信することは必ずしも十分ではなかった。
 一方で、実用的な技術分野では、中期的視点に立った達成目標とそれまでの道程をまとめた「ロ-ドマップ」が作成され、国や企業の指針として活用されてきた。

 それゆえ、次の段階として、ロードマップの考え方やまとめ方も参考にしつつ、誰もが魅力を感ずる理学・工学分野の科学の将来の夢を描いた図等を作成し、社会全体の理解や支援を得ていくことは大変重要である。イメージとしては、天球儀(時間を3次元的に放射状を含めて)の満天に理学・工学の夢が恒星や星雲のように光り輝くような形の「理学・工学分野の科学・夢ロードマップ」を作成していきたいと考えている。

 これによって、国民が理学・工学は魅力的で人類に恩恵を与えてくれると感じ、また多くの若者が自分も科学・技術分野の仕事に携わりたいと感ずるような影響を与えることができれば、大きな意味がある。それゆえ、日本学術会議第三部として、学協会との連携による「理学・工学分野の科学・夢ロードマップ」の作成を、第21期後半の主要な活動の一つとして推進していく予定である。

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