日本の高エネルギー物理学研究者が参加しているプロジェクトを紹介します。

ATLAS ヒッグス粒子や超対称性粒子の探索を主目的とした陽子・陽子衝突実験: CERN で建設中の世界最高エネルギー(14 TeV)の大型ハドロン衝突装置 LHCを使って2007年に実験開始予定です。
BELLE KEK で稼働中の世界最高強度の電子・陽電子衝突装置 KEKB を使って大量のB中間子対を作り,その崩壊現象を精密に測定して,物質と反物質の非対称性を解明する実験です。
BESS 世界最大の気球を使って超伝導電磁石を搭載した宇宙線観測装置をカナダ北部で打ち上げて,宇宙から飛来する反粒子を観測し,原始ブラックホールの痕跡やダークマターの正体を探る実験です。
BNL-E949 BNL のAGSで大量のK中間子をつくり,その稀崩壊現象を測定して,素粒子の標準模型を検証するとともに その崩壊でしか検出できない未知の物理法則を発見することを目指す実験です。
CDF ヒッグス粒子や超対称性粒子の探索を主目的とした現在世界最高エネルギー(2 TeV)の陽子・反陽子衝突実験: Fermilab で稼働中の Tevatron 加速器を使って実験は進行中。
ILC 約1TeVまでのリニアーコライダーをつくり、トップクォークの対生成、ヒッグス粒子、超対称性粒子などの 発見をめざす実験計画です。その規模の大きさから、国際協力で世界にただひとつだけ作ることが合意となっています。
MEG PSIの 陽子加速器を使って大量のミューオンをつくり,その稀崩壊現象を測定して素粒子の標準模型では説明できような新しい現象を探る実験です。
MICE RAL で準備されている日米欧の国際共同実験で、ミューオン・ビームのイオン化冷却を実証する実験です。
PHENIX(HI) BNL にある高エネルギー重イオン衝突装置RHICを使って,超高密度の原子核状態を研究する実験です。
PHENIX(spin) BNL にある高エネルギー重イオン衝突装置RHICを使って,クォークやグルーオンのスピン状態を研究する実験です。
PRISM 大強度高輝度低エネルギーミューオン源の建設計画です。位相空間回転という技術によりエネルギーの揃ったミューオン・ビームを作ります。これを使って J-PARCで、ミューオン・電子転換過程を探索するのが目的です。この位相空間回転用のFFAGリングを今年度から5年間 で建設することになりました。
Super-Kamiokande 神岡鉱山の地下に設置された50,000トンの水タンク検出器を使って宇宙から飛来するニュートリノの観測を行っています。
T2K 茨城県東海村の大強度陽子加速器施設のJHF50GeV陽子シンクロトンによって大強度ニュートリノビームを作り、 295km離れた神岡のSuper-Kamiokande に打ち込み、ニュートリノの謎を解明する実験です。
ZEUS DESYにある 世界で唯一の電子・陽子衝突装置HERAを用いて,陽子の内部構造を精密に研究する実験です。

ページのトップへ戻る

Last update: